また、市川の活動は、いわゆる一般的な書道家の範囲に留まらず、紙職人、ワークショップ、ダンスや音楽などの他領域とのコラボパフォーマンスと幅が広い。これは、エスプレッソバルとギャラリーの二つの顔を持ち、様々なジャンルの展覧会やパフォーマンス、ライブ、イベントが行われるDouble Tall Art and Espresso Barの多様性との共通性も感じさせる。
今回の個展では、この一年前の市川雄大の展覧会を、「寸法立体」という鮫島独自の視点と手法と、更にはAR技術も活用しながら再現することで、Double Tall Art and Espresso Barという場自体を表現する。
千葉県在住51歳。 2020年フランスIKI出版よりカマキリ写真本“Mantis religiosa”を出版、2022年から2023年にかけて同じくフランスにて3つの写真展を開催。「“カマキリと対話する男”なんて二つ名があったら“DANCES with WOLVES”みたいで格好いいなぁ」と夢想することもしばしば。しかしながら虫類を苦手とする人が多いのもまた事実。それでも、いつか自分の表現したカマキリ達が『虫嫌いに効くクスリ』になることを信じて今日もカマキリ達と向き合います。
個展 Solo Exhibitions 2023 東京都 Double Tall – Art and Espresso Bar「世界を反転させて -hide and seek-」 2016 愛知県 NIAgallery「FIGMENT」 2015 愛知県 TORIDE「暉の森」
合同展 Group Exhibitions 2022 イギリス「Quality Art Foundation Award Exhibition」 2019 愛知県 Gallery 40「40one’s 受賞者展 FEST」 2016 愛知県 愛知県美術館「第22回美術家G回路展」 2015 東京都 銀座モダンアート「幻想退廃症候群展4」
受賞歴 Grants and Awards 2022 イギリス「Quality Art Foundation Award」写真部門優勝 2017 東京都 EMON PHOTO GALLERY「7th EMON AWARD PhotoCompetition」ショートリスト 2017 東京都 The Artcomplex Center of Tokyo「ACTアート大賞展」優秀賞 2016 東京都 国立新美術館「アジア創造美術展2016」新人賞 2015 全国29展示会場「FUJIFILM“PHOTO IS”」小山薫堂推薦 100選入賞